2007年6月14日木曜日

彫刻

芸術・・・といえば、秋、
とすると、今の季節は少々はずれているのかもしれませんが、
今日は この話題でしばらくお付き合い願いたいとおもいます。 

芸術に親しむという行為において わたくしの最初の記憶はピアノを弾くということでした。
・・・いや、その前に歌を歌うということが・・・記憶は定かではない・・・ので ピアノが最初といっていいでしょう・・・。
しかし、世間一般によくあるように この習い事は自分の意思で始めたことではなかったためにひどく苦痛を伴っておりました。いや、むしろ、伴っている苦痛の存在さえ認識しないまま、とにかく、技術的に向上しなければと励んでおりました。その結果、その努力にもかかわらず、その努力もむなしく、非常に思いもかけないことで解放されました「。あれほどの情熱をともなう強制が こんなことで消え去るとは不思議なくらい単純な理由でした。 

それから、何年かの後、自分には無縁と思われていた美術に親しむ機会があり、夢中になりました。この世界もまた深いもので、製作していくうちに、一旦つかみ得たと思ったものがしばらくたつと無残な姿をさらします。それでもさまざまな面から、・・・情報面でも、技術面でも、・・・アプローチがみえてきて人生を楽しむまたとないパートナーとなりつつあります。今日は そのパートナーが久しぶりに手土産を持ってたずねてくれました・・・とでも表現したいような出来事がありました。彫刻に関するレクチャーに参加する機会です。これは思いがけず、知的興味を満足させれくれるチャンスでした。

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