2007年5月23日水曜日

アルジャーノンに花束を

SF小説が好きです。

気がついたら 読む小説、読む小説、SF小説ばかりでした。

SF、Science Fiction・・・空想科学小説、などといいますね。
現実とはかけ離れた状況設定・・・宇宙空間、火星、未来都市、海底都市、登場人物も宇宙人だったり、超能力者だったり、・・・そんな小説です。
今では Star Warsシリーズが大ヒットしていますし、映画でもSF的な設定が全盛ですから、説明するまでもないでしょうが。

そういえば 少し前に公開された デンゼル・ワシントン主演の「デジャ・ヴ」もSF映画といってもいいでしょうね。「時空を超えたアクション巨編」と宣伝されていたくらいですから。

題名に惹かれて観ました。なかなかロマンティックな題名ではありませんか。いろいろ映画の中には「デジャ・ヴ」的な出来事がちりばめられています。が、いちばんの「デジャ・ヴ」は映画の最後にくる出来事の発端、あるいは発生要因なのではないでしょうか。とても練られてあります。

ちょっと気になるのが、「プログラム 白雪姫」・・・なんで 白雪姫 なのでしょうか。 
クレアのことでしょうか。 

なぜ これほど このジャンルに魅かれるのかを考えてみますと、同じような内容を描いた普通の状況設定の小説に比べてすべてがいきいきと感じられるから、という答えが返ってきました。舞台設定が、地の果てや宇宙空間、異次元世界、原始時代、そこまで極端ではなくても、ふつうの生活の中で、ちょっと未来というだけで、テーマが特化されてくるように思えます。現実世界でも感じられるような思春期の悩みが SF小説の中では突然とくべつのものとなり、波乱万丈の場面展開を迎えることになるから不思議です。

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